【格闘技】経営者は短い時間意識を磨き上げろ!

ものすごく稼ぐ経営者の経歴を見ていると、

「スピードの中に身をひたす」
という経験を散々した人というのが多かったりする。
 
 
 
例えば与沢翼さん。
中高と暴走族。一人で走るのが好きだったようだ。
散々スピードには身を浸していたはず。
 
 
 
同様に、知人で関俊一さんという人もいる。
この方も元々レーサーだ。
 
その他にも元レーサーというのは
経営者の経歴を辿って見ると意外とチラホラ見る。
 
 
 
僕は経営者だったり政治家みたいな人は
全員武術か格闘技をやった方がいいと思っている。
 
 
その中の一つの理由として、
「攻防の一瞬の判断で生死が決まる」というのがある。
 
 
つまり一瞬で状況を正しく判断し、
判断を元に体を操縦しないと死ぬ。
という状況に置かれるからだ。
 
 
格闘技ならば死ぬ確率は極端に下がるけど、
それでも拳が当たれば痛いし、
その場にそれ以上居たくないと思えるほどの苦痛に見舞われることになる。
 
 
しかも実際に組手をしてみればわかるけど、
相手の拳なんか全然見えないんだよね。
もう、気づいたら殴られてるみたいな感じ。
 
 
 
自分がやられるかもしれないという緊張状態の中、
相手よりも早く動き、
一瞬で正しい状況判断と身体操作をする。
これは生半可な能力ではない。
 
  
 
だから、僕は組手は素人同然だし、
未だに怖くてしょうがないけど、
やらなきゃいけないことだと思ってやっている。
やれば世界が開けると思ってやっている。
 
 
 
 
ところで話は変わるけど、
幕末には下級武士達が活躍した。 
あれは「日頃から武術を徹底的に稽古していた」
というのが非常に大きいのではないか、と僕は考えている。
 
 
 
その理由は、時間に対する意識の形成のされ方が
武術をすることにより変わってくるからだ。
 
 
 
例えば高杉晋作桂小五郎のような人達は、
松下村塾で学んでいた。
その他の武士達も、儒学を学んだり、兵法を学んだり、
世の中の動きを学ぶことは当然していた。それが武士の教養だから。
 
これらの日々の学びで形成されるのは、
世の中を広く深く見るという視点だ。
 
 
これは時間軸に置き換えて見ると、
「長い時間軸の意識や精神力」を育てていることになる。
 
 
例えば、自分は人生において何をすべきか、
今の世の中において自分は何に命を賭すべきか、
そうした事を考える基盤になるのが「長い時間軸の意識や精神力」だ。
 
 
 
ただ、「長い時間軸の意識や精神力」を身に付けさえすれば、人生で有効な取捨選択ができるかというとそうでもない。
それはみんなもよく知っているはずだ。
 
 
人生どうするか、考えすぎて一歩も踏み出せない人はいっぱいいる。評論家みたいに色々口出ししてくるくせに何もしてないやつ、よくいると思う。
ビジネスもナンパも頭ばっかで考えて実際何も出来てない人がほとんどだったりする。
 
 
僕自身、親から「長期的な視点で物事を考える」という事を徹底されてきた気がするから、
わりと慎重に物事考える方だとは思う。
 
でも慎重に長期的に物事考えたからといって、
やってみないとわからない事なんていっぱいあるし、
むしろ自分の悪い頭で考えてわかる事なんてほとんどなかったりする。
自分自身は高校の頃からひたすら人生思い悩んできたけど、結局毎日の気分で考えなんて左右されるし、考えて決められる事なんてほとんどないというのが僕の見解だ。
 
 
 
そうして考えた時、
自分の置かれている状況をガラッと変えたり、
人生に大きな影響を与える出来事って実は「一瞬の変化」だったりする。
 
 
そしてそれを生み出すのは
「一瞬の反応」であり「一瞬の変化」であり
「一瞬の決定」や「一瞬の行動」や「一瞬の集中力」
だったりする。
 
 
実は、長期的な視点で物事を考えると結局、
「短い時間軸の行動や意識」というのが
決定的に重要だという事がわかるはずだ。
 
 
 
そして、それを最も端的に鍛え上げる事ができるのが
武術のような
「身が危険に晒された状態でスピードに身をひたす」
という行為なのだと考えている。
 
 
 
 
幕末、学者達や上級武士達がほとんど活躍できなかったのは混乱の時代で武力が重宝されたからではない。
そこは本質ではなく、「短い時間軸の意識や精神力」を磨く機会が決定的に足りなかったからだと思う。
 
 
 
もちろん、「短い時間軸の意識や精神力」がありさえすればうまくいくというものでもない。
 
やはり「長い時間軸の意識や精神力」と両方を合わせ持つ事は必要だと思う。
「短い時間軸の意識や精神力」さえあれば偉人になれるなら、格闘家やアスリートは全員偉人になっている。
 
「長い時間軸の意識や精神力」を身につけるための、
歴史や地政学に関しての教養だったり、
人生をいかに生きるかという哲学的な部分だったりは当然取り組まなければいけない。
 
どちらかではいけないという事だ。
 
「短い時間軸の意識や精神力」と「長い時間軸の意識や精神力」をどちらも磨き続ければ、当然人生は良くなるはずだ。
特に、何か大きい事をしてやろうと思っている人間には必要な考え方だと思う。
 
 
 
政治家や、経営者というのはどちらかというと
「長い時間軸の意識や精神力」の形成に意識が行きやすい人種だ。
 
ところが、「短い時間軸の意識や精神力」の形成というのは話している人を見た事がない。
経営者の中にはその重要性に直感的に気づいている人はわりと見かける。
スポーツをやり込んだり、格闘技に取り組む経営者がチラホラいることからもそれは見て取れる。
でも政治家なんかはほとんど見た事がない。
 
 
 
まあ今の世の中、
そこまで世の中の事を考えている経営者も政治家も見ないから、
「長い時間軸の意識や精神力」も
「短い時間軸の意識や精神力」も
どっちも鍛えろって話かもしれないけど。
 
 
 
もっと武術とか格闘技をしようという話でした。